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卜部佑三絵の想い for ハリトヒト。


noteの投稿内容を転載しています。



「鍼灸師のキャリアパスを考える」というテーマからは外れてしまうかもしれませんが、少しだけ自分の話をします。



3代目として、鍼灸を未来へ引き継ぐために。



2014年。
私は鍼灸師であり2代目の院長だった父を看取りました。68歳でした。
いつかは来るだろうと思っていましたが、私が想定していたよりも10年早く、その時が来ました。



そして、父の遺してくれた鍼灸院を、3代目として引き継ぐことに決めました。



だけど、技術も理論も。
学びとるには間に合いませんでした。
父の書庫には、鍼灸の古い書物や症例報告などの文献が残っていましたが、価値の分からない私は、たくさん棄ててしまいました。



鍼灸の技術も理論も。
大きく言えば、歴史も文化も。
こうして簡単に分断されて、散逸されてしまうのだと。
空っぽの書庫を眺めて、茫然としました。



これからは、もっと。きちんと遺して、つなげていきたい。



その1つの方法として。
今、鍼灸に関わるたくさんの人たちに、話を聞いてみたいと思いました。
未来へ「鍼灸」を引き継いでいくために、できることを少しずつやってみようと思います。

2019年2月22日
「ハリトヒト。」ライター 卜部佑三絵



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